IT総合学部
起業概論
眠れる潜在能力を覚醒させ、独自のビジネスを築く

久保田 達也
Kubota Tatsuya
起業に重要な「アイディア発想力」を学べる「起業概論」。久保田教員に、新しいビジネスを考え、創り出すためのマインドを語ってもらいました。
教員が語る「実践力を育む授業」
- 「起業概論」の授業内容と特徴についてご紹介ください。
- 時代に合ったビジネスを立ち上げるための方法を学ぶ授業です。既存の会社に入社して行うビジネスの方法ではなく、新しくビジネスを考え出して、それを実践することを学びます。参考とするのは「ホンダ」本田宗一郎氏、「パナソニック」松下幸之助氏、「ソフトバンク」孫正義氏など会社の創業者の方々です。
「起業概論」は会社設立の前に何を考え、どのように取りかかって会社を起こすのか、といった新しいビジネスを考え出すことに重点をおいた科目です。また社会背景、市場動向、企業経営といった概論を学び、総合的に新しい会社を創造する方法を習得します。
- 授業のテーマである「起業」の魅力や、興味をもったきっかけを教えてください。
- 大企業優位の時代からビジネスのあり方に対する見直しが迫られるような変革の時代に在って、我々は何をどのように捉え、どう自分の考えと計画を立て、どのように具現化していけばいいのかを学ぶ必要が生じている、と考えたからです。
しかし、その参考となる教科書はないんです。本に記載された知識やネット上の情報を応用しながら、新しい時代に合ったビジネスを自らの頭を使って探求していくことが一番の早道なんですね。
『企業や他人に頼らず、ネットにあることを応用して自分の発想で明日を創り出す』起業とはまさにこのことなんです。
- どういった学生に受講をおすすめしますか?
- 「自分の力で何ができるのかを見つめ、世の中に対して何を提供できるのかをじっくり考えたい」という人におすすめします。
会社を立ち上げて勝負してやろうというのではなく、会社に勤めながら(転職も視野に入れつつ)、「お金にならないけどやってみたい、手応えのある仕事を探している」など、自分で考え出す能力を身につけたいと思っている人に受講してほしいですね。
- 授業を通じてどういった能力を身につけてほしいとお考えでしょうか?
- ずばり「アイディア発想力」です。既に誰かが行ったことと同じことを間違えないように実行する能力ではなく、前例のないことを考え出し、それが社会に役立つビジネスとなることを確認しながら練り上げてゆく「実学」を身につけていただきます。
- 授業を通じた学生とのやり取りのエピソードで、ご紹介いただけるものがあれば教えてください。
- 学生からよくある質問とその答えです。
1. 「自分で会社を立ち上げるなんて怖くてできないのですが・・・」
いきなり会社を立ち上げる必要はありません。自分が考え出したことを他人が感謝してくれるようになったタイミングで会社を立ち上げればいいのです。まず、自分の生み出したビジネスアイディアが社会の役に立つと確信することが基本です。
2. 「起業して失敗しました。なぜだか理由がわかりません」
起業で成功した人たちの共通項は独自性にあります。つまり他人のマネではなく他の人が考えつかなかったアイディアを武器に、企業がひしめき合う中で隙間をぬって成功しているのです。その独自のアイディアを社会が望む形にビジネスとして作り上げたことが成功要因なんです。だからアイディアを出せる能力が肝心なんです。
3. 「起業するつもりはありませんが、とりあえず知っておこうと思って」
はい!それでいいのです。まずは「アイディア発想力」を伸ばすため、今の仕事で活かせるアイディア、これからの仕事についてのアイディアをどんどん創出してください。それを続けているうちに「自分でやるしかない!」という局面に達します。そのときに起業すればいいのです。
- 他にどういった科目を履修すると、より理解を深めることができるでしょうか?
- 私が担当する専門講義として、実践的な最先端ビジネスアイディアを創造する「企画力」と、オンラインを使った「オンラインマーケティング」があります。これらの科目は対話しながら実践的に学習する形式をとっています。授業内容の一つひとつを自分にしみ込ませるように身につけて、「起業」に対する理解をいっそう深めてほしいですね。
- 最後に学生へのメッセージをお願いします。
- 世界的な不景気やリーダーカンパニーの交代劇など、多難な時代を迎えています。しかし歴史が示す通り、これまで日本人は極めて優秀な能力を発揮してその難局をプラスに変えてきました。最先端のものを取り入れ、独自の発想でさらに世界最高のものを築き上げる能力です。皆さんには眠れる潜在能力を覚醒させて、独自のビジネスを築いていただくことを期待しています。




















